すべての人生は十代で終わってしまうんだ。
「色即ぜねれいしょん」という映画が2009年にあった。
監督は田口トモロヲさん、原作みうらじゅんさん。
行き詰まった社会人の頃
好きになった映画「アイデン&ティティ」と同じ2人がやっている。
結局、まだ「色即ぜねれいしょん」を僕は見れていないから、
映画の内容はわからないけれど、
この映画の上映がはじまるとき、
箭内道彦さんがコメントをこの映画へ寄せていて、
今でもふとした時にその言葉を思い出す。
すべての人生は十代で終わってしまうんだと僕は思う。
それぞれにあの頃の自分を肯定したり否定したり、
その後の長い長いアンコールを生きてゆく。
僕は、学生時代、大好きな仲間と一緒に
バカみたいなことを沢山しかけて、
沢山の人と大笑いした。
その頃の毎日はとても忙しくて、忙しすぎて、
ちっとも今と変わらない様な日々だったけど、
暇な時間をなくすために圧倒的な情熱と運動量で
駆け抜ける毎日は今でも懐かしく、最高に楽しかった。
仲間と色々なことを上手くいかせて
喜び合ったことがいまでも忘れられない。
いまはまだ、そのような組織と仲間をつくりきれていないし、
まだまだアドレナリンをあの頃ほど分泌できていない気がしている。
だから、どうにかして、
あの頃と同じように、大好きな仲間と一緒に、
バカみたいなことを沢山しかけて、沢山の人と大笑いしたい。と思っている。
10代の後半と20代前半で、体験したあの時の高揚と快感を、
どうにかして、これからも何度も体験したい。
そんなアンコールが響いてる。
早くそのアンコールに応えられるようになりたい。
そして、あの頃よりも
いまの方が最高だといつでも言いたい。